Final Cut Proでカットを説明で見つける方法
夕日、手のクローズアップ、橋を渡る車。こうしたカットをスクラブで探すのは膨大な時間がかかります。Final Cut Pro 12には、説明から見つけてくれるVisual Searchがあります。ここでは、その使い方、足りない点、代わりに使えるものを紹介します。
Final Cut Proだけで行う場合
Visual Searchは、Final Cut Proが事前に解析したクリップに対して動作します。映像の解析は読み込み設定でオンにし、古いクリップには手動で実行します。
- Final Cut Pro › Settings › Importを開き、Analyze Videoの下にあるVisual Searchをオンにします。
- すでに読み込んだクリップは、選択してModify › Analyze and Fixを選びます。
- サイドバーでライブラリ、イベント、フォルダのいずれかを選び、ブラウザ右上の検索ボタンをクリックします。
- 検索フィールドのポップアップメニューでVisualを選び、物体や動作を普通の言葉で説明します。
制限
Visual SearchにはApple silicon搭載のMacが必要です。Transcript Searchと同じく、複合クリップ、マルチカムクリップ、同期クリップは対象外で、検索できるのは読み込み済みのメディアだけです。レビューでは、映像の解析は文字起こしより遅く、素材を再生している間は一時停止すると指摘されています。また、Larry Jordanはレビューの中で、結果は信頼できないと評しています。
Rescanzoで同じことをする
RescanzoはLowモードとMidモードで、フレームに映っているものをお使いのMac上で直接検索します。検索ワードはロシア語でも英語でも書けます。
- 素材のフォルダをRescanzoに追加し、インデックスの作成が終わるのを待ちます。
- モードを選びます。すばやく確認するなら1トークンのLow、丁寧に選ぶなら2トークンのMidです。
- カットを説明します。たとえば「bride laughing by the window」や「drone over a forest at sunset」。
- 良い結果をコレクションに追加し、Final Cut Proに書き出します。見つけたシーンが並んだ完成したFCPXMLのタイムラインが開きます。
どちらを使うか
素材がすべてライブラリに入っていて、検索ワードが単純なら、まずVisual Searchを試しましょう。素材がまだフォルダに置かれたままの場合、数十時間に及ぶ場合、あるいは標準の検索が見当違いの結果ばかり返す場合は、Rescanzoなら読み込み前に検索し、必要なものだけをFinal Cut Proに取り込めます。最も難しい検索ワードには、見つかったものをクラウドAIが再確認するProモードがあります。
料金
説明による検索は、フォルダに何時間分の素材があっても、Lowで1トークン、Midで2トークンです。Mid検索20回で40トークンになり、新規アカウントに最初に付与される50トークンより少なく済みます。
よくある質問
目当てのものが見つかる検索ワードはどう書けばいいですか?
目に見えるものを説明します。物体、動作、場所、時間帯。「that shot with Sergey」より「Man in a red jacket walking across a bridge」のほうがうまくいきます。結果が多すぎるなら細部を加え、何も見つからないなら1つ減らしてください。
Rescanzoで検索するには、すべてをライブラリに読み込む必要がありますか?
いいえ。Rescanzoはフォルダを検索し、選んだシーンだけがFCPXML経由でFinal Cut Proに届きます。
お手持ちの素材で試す
新規アカウントには50トークンが付与されます。Midモードなら25回の検索に相当します。
