Final Cut Proで話されたフレーズを見つける方法
誰かが特定の言葉を話した場所を探したいのに、素材は何時間分もある。Final Cut Pro 12にはこのためのTranscript Searchがありますが、英語の音声にしか対応していません。ここでは2つの方法を紹介します。標準の機能と、ロシア語の音声も扱えるRescanzoです。
Final Cut Proだけで行う場合
Transcript SearchはFinal Cut Pro 12.0で追加されました。英語の音声の文字起こしは初期設定でオンになっており、読み込み時に実行されます。それ以前に読み込んだクリップは、手動で解析する必要があります。
- 設定を確認します。Final Cut Pro › Settings(Command-カンマ) › Importにある、Transcribe in Englishのチェックボックスです。
- すでにライブラリにあるクリップは、ブラウザで選択してModify › Analyze and Fixを選び、OKをクリックします。
- サイドバーでライブラリ、イベント、フォルダのいずれかを選び、ブラウザ右上の検索ボタン(虫眼鏡)をクリックして、言葉を入力します。
- 検索フィールドのポップアップメニューでTranscriptとモードを選びます。Includesは完全に一致する言葉を、Is Related Toは関連する言葉やフレーズを見つけます。
- 一致した箇所がブラウザに表示され、それぞれ前後数秒の文脈が付きます。
標準の検索の制限
文字起こしが扱えるのは英語の音声だけで、動作するのはApple silicon搭載のMacのみです。マルチチャンネル音声では最初のチャンネルしか解析されません。複合クリップはまったく解析されず、マルチカムクリップや同期クリップも同様です。ただし、それらの元のクリップが解析済みであれば、そちらは表示されます。そして、検索できるのはライブラリにすでに読み込まれたものだけです。
Rescanzoで同じことをする
RescanzoはProモードで音声を検索し、ロシア語と英語を理解します。読み込み前の素材フォルダが対象なので、ライブラリに入るのは見つけた断片だけです。
- 素材のフォルダをRescanzoに追加し、インデックスの作成が終わるのを待ちます。
- Proモードを選びます。音声検索はこのモードでしか使えません。
- 覚えているとおりにフレーズを、ロシア語か英語で入力します。アプリは実行前に料金を表示します。2トークンに加えて、クラウドで確認する1分ごと(1分未満は切り上げ)に1トークンです。
- 欲しい結果をマークして、コレクションに追加します。
- コレクションでFinal Cut Proへの書き出しを選びます。RescanzoはタイムラインをFCPXML 1.9として保存し、そのままFinal Cut Proで開きます。
どちらを使うか
素材が英語で、すでにライブラリに入っているなら、まずはTranscript Searchから始めましょう。無料で、いつでも使えます。話者がロシア語で話している場合、素材をまだ読み込んでいない場合、あるいはセリフがマルチカムクリップの中に埋もれている場合は、Rescanzoのほうが早くたどり着けます。
よくある質問
ロシア語のインタビューでTranscript Searchが何も見つけないのはなぜですか?
Final Cut Pro 12は英語の音声しか文字起こししないためです。ロシア語には、Rescanzoの音声検索のような外部ツールが必要です。
お手持ちの素材で試す
新規アカウントには50トークンが付与されます。Midモードなら25回の検索に相当します。
